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アーティストトーク | ンガディ・スマート × クロード・グルニツキ ([TRUE Africa] 編集長)× ウスビ・サコ(京都精華大学学長)[英>日]

日程:10月9日 時間:13:30-15:00

ライブ配信 (日本語同時通訳)

ンガディ・スマート氏、クロード・グルニツキ氏、ウスビ・サコ氏が、スマート氏の学際的な活動を通して探求されているテーマや問題、そして「KYOTOGRAPHIE」で展示されている作品について詳しくについて語ります。
ンガディ・スマート
西アフリカのシエラレオネ生まれ。アーティスト、デザイナー。現在は英国ロンドンとコートジボワールのアビジャンを拠点として活動している。スマートの活動は、イラストレーションから写真、デザインと多岐にわたる。また、ミクストメディアのアーティストとしても活動しており、主にコラージュ作品を制作している。また写真家として、文化、サブカルチャー、セクシュアリティをテーマとした作品制作に取り組んでいる。スマートの写真作品には、カメラのレンズの前に立ったときに浮き彫りになる人々の自己認識や自己表現のあり方が描き出されているものが多い。近年、スマートは黒人のセクシュアリティや黒人文化をアフリカの視点から捉えることにも関心を抱いている。多くのアフリカ人を被写体とした作品を制作することにより、アフリカ人であることの意味を見出そうとしている。写真作品がこれまでにCNNでも紹介され、『ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・フォトグラフィー』『VOGUE イタリア』『アトモス』『i-D』などの雑誌媒体にも掲載され、近年注目を集めている。
京都精華大学 学長 ウスビ・サコ(Oussouby SACKO)
1966年、マリ共和国生まれ。 国の奨学金を得て中国に留学。北京語言大学、 東南大学で建築学を学ぶ。1990年、東京で短期のホームステイを経験し、マリに共通するような下町の文化に驚く。91年来日、99年京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了。 博士(工学)。専門は空間人類学。「京都の町家再生」「コミュニティ再生」など社会と建築の関係性を様々な角度から調査研究している。2001年に京都精華大学人文学部教員に着任。2018年4月から現職。共著書に『知のリテラシー文化』(ナカニシヤ出版)、「現代アフリカ文化の今」(青幻舎)、著書に『「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと』(大和書房)、『アフリカ出身 サコ学長、日本を語る』、(朝日新聞出版)『アフリカ人学長、京都修行中』(文藝春秋)など。
クラウド・グルニツキ
「TRACE」(トレース)および「TRUE Africa」(トゥルー・アフリカ)の創設者。メディア企業であるTRACEは急速な成長を遂げ、2010年にフランスの投資家グループに買収された。TRUE Africaはアフリカの若者たちの声を全世界に伝えることを使命とするメディアテクノロジーのプラットフォームであり、2017年にはGoogleニュースイニシアティブからも資金援助を受けている。グルニツキーは、ロメ(トーゴ)ワシントンDC(アメリカ)、パリ(フランス)、ロンドン(イギリス)など様々な場所で幼少時代を過ごし、多様な異文化に触れてきた。こうし た国際的な経験が、グルニツキーの多文化主義的な人生観の形成に寄与し、そのメディア活動におけるクリエイティブなエネ ルギーの原動力ともなっている。ロンドン大学を卒業後、MITスローン(ビジネススクール)でMBAを取得。マサチューセッツ現代美術館の理事や、グローバルに活躍するリーダーの育成や民主主義の促進、マイノリティの保護、人権状況の改善などに国際的に取り組む財団「Humanity in Action」(ヒューマニティ・イン・アクション)の理事を務めている。また、ハーバード・ケネディスクールの 「Social Innovation+Change Initiative」(ソーシャル・イノベーション&チェンジイニシアティブの客員ソーシャル・イノベーターも務めている。現在は、マサチューセッツ工科大学(アメリカ)と共同 で「TRUE Africa University」(トゥルー・アフリカ大学)のプロジェクトにも取り組んでいる。これは、 アフリカの若者たちへの教育とエンパワーメントを通じてアフリカ大陸の発展を加速することを目 的とした、新進的な高等教プロジェクトである。

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