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アーティストトーク|リシャール・コラス 「波─記憶の中に」
日程:9月18日 時間:11:00-12:30
場所:QUESTION
観客あり・ライブ配信(日本語同時通訳)
リシャール・コラス氏は、自身の東北への旅について語ります。コラス氏は、東日本大震災1ヶ月後には現地を訪れ、被災した女性のためのメイクアップサービスを自主的に開始しました。その際、沿岸部の被災状況を撮影。 この旅をもとに書いた小説『L’ocean dans la riziere(田んぼの中の海)』(フランスで2012年3月刊行、日本語版は『波ー蒼佑、17歳のあの日からの物語』として集英社より刊行)は、東北の人々の試練を物語っています。トークでは、展覧会では公開されていない写真やストーリーが紹介され、『波』と本展のきっかけとなったストーリーが語られます。
本イベントは人数制限がありますので、予約確認のための通知メールが送信されます。
本イベントは人数制限がありますので、予約確認のための通知メールが送信されます。
- リシャール・コラス
- 1953年、フランス生まれ。シャネル日本法人会長。1971年に初来日して以来日本の文化に深く親しみ、日本で6編、フランスで5編の小説を刊行する。自身でも写真作品を制作するだけでなく、KYOTOGRAPHIEを創設時より支援し、シャネル銀座ビルディング内に写真に特化したプログラムを開催するアートスペースを創設するなど、多角的に写真の文化育成に貢献する。東日本大震災1カ月後に東北を訪れ、「SMILE IN TOHOKU」という女性を対象にしたメイクアップ・サービスをシャネルとしてボランティアで実施する。コラスはいつもカメラを携え、沿岸地区を覆いつくした荒野と悲しみを捉えた。そうして撮った写真と現地で出会った人々の語りに基づき、東北に住む人々の試練についての証言を著した小説『波』を2012年3月に刊行する。本展は、コラスの文章と写真の融合ともいえる展示となる。