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対談|片桐功敦 × 赤坂憲雄(民俗学者)[日]

日程:9月25日 時間:16:00 -17:30

会場:QUESTION
観客あり

「KYOTOGRAPHIE2021」の出展作品について、片桐氏が2013年12月から2014年8月にかけて東日本大震災で被災した福島県の南相馬市を旅した時の様子や、片桐氏の考え方、最も感動した瞬間などを、片桐氏と赤坂氏が語ります。

本イベントは人数制限がありますので、予約確認のための通知メールが送信されます。
片桐功敦(かたぎり・あつのぶ)
1973年大阪生まれ。華道家。1997年大阪府堺市に続くいけなば流派、花道みささぎ流の家元を襲名。片桐の制作スタイルは伝統のいけばなから現代美術的なアプローチまで幅広く、異分野の作家とのコラボレーションなど多岐にわたり精力的に活動を続けている。東日本大震災と原発事故から2年半が経った2013年9月、環境省の準絶滅危惧(NT)に指定された希少な在来植物であった「みずあおい」が津波をきっかけに再び群生し、その花を活けてみないかという誘いを受け、南相馬に赴く。そして被害の爪痕が残りつつも、かつてそこにあった暮らしの気配が残る風景に花を活け、写真集『Sacrifice─未来に捧ぐ、再生のいけばな』(青幻舎 2015)として発表。個展も多数におよび、近年の展覧会にヴァン クリーフ&アーペルとコラボレーションした「LIGHT OF FLOWERS ハナの光」(代官山T-SITE GARDEN GALLERY 2021)などがある。
赤坂憲雄(あかさか・のりお)
1953年生まれ。東京大学文学部卒業。民俗学者。学習院大学教授。2020年3月までの17年間、福島県立博物館館長を務める。東北学を提唱し、『東北学』(東北芸術工科大学 東北文化研究センター 1999)を創刊。東北各地をフィールドにして、聞き書きの旅を続けながら、東北の文化風土を探究してきた。2011年には「ふくしま会議」の共同代表として、震災後の福島について話し合い国内外に発信する場を設立した。東日本大震災直後に新聞に「東北はまだ植民地だったのか」と寄稿するなど、日本社会が抱える問題を福島から提起し続けている。 主な著書に『3・11から考える「この国のかたち」』(新潮選書 2012)、『震災考』(藤原書店2014)、『岡本太郎の見た日本』(岩波書店 2007)、『性食考』(岩波書店2017)、『ナウシカ考 風の谷の黙示録』(岩波書店2019)などがある。

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