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対談|ダミアン・ジャレ × 小崎哲哉(Real Kyoto編集長)[仏・日]

日程 :10月16日 時間:15:00 - 16:00

会場:ONLINE ONLY
ライブ配信 (日本語語同時通訳)

小崎哲哉氏がダミアン・ジャレ氏に、本展出品作品について、その制作過程や大規模なロックダウンの後に直面した困難についてインタビュー。さらにダミアン・ジャレ氏の他の作品や、今までのキャリアと創作を紹介します。
ダミアン・ジャレ
ベルギー系フランス人振付家・パフォーマー。ダンスの境界線を再構築する試みで国際的に高い評価を得ている。活動のジャンルはビジュアルアート、音楽、映画、演劇、ファッションなど多岐にわたり、コラボレーションしたアーティストや振付家も多数。パリ・オペラ座バレエ団(フランス)、ネザーランド・ダンス・シアター(オランダ)、les ballets C de la B(ベルギー)、Sasha Waltz and Guests(ドイツ)、ニューヨークダンスカンパニー(アメリカ)など、世界各国のバレエ団やダンスカンパニーとも数々の協働制作を行っている。ヴィラ九条山に4ヶ月アーティストインレジデンスとして滞在し、彫刻家の名和晃平と協働制作したパフォーマンス作品「VESSEL」が2016年にロームシアター京都で初演され、以後世界各国にて公演される。2017年には、イギリスのナショナル・ユース・ダンス・カンパニーのアーティスティックディレクターに任命される。「サスペリア」(ルカ・グァダニーノ監督、2018)や、「ANIMA」(ポール・トーマス・アンダーソン監督、2019)の振付を担当。2019年には、マドンナによる初の劇場ツアーにて4つの楽曲の振付を担当した。黒澤明監督の映画「蜘蛛巣城」(1957)に着想を受け、2020年パリコレにて高橋盾のブランド「アンダーカバー」の2020–21年秋冬メンズコレクションを演出した。2013年、フランス・芸術文化勲章シュヴァリエを受勲。 JR パリ郊外、ブラジルのスラム街、ニューヨークの路上など、世界中の路上で自由に展示を行い、一般的な美術館の観客ではない人々からも注目を集めるアーティスト。キベラ(ナイロビのスラム)からイスタンブール、ロサンゼルスから上海まで、あらゆる街に匿名の人々の巨大なポートレートを貼り話題となる。2011年にTED Prizeを受賞後、国際的な参加型アートプロジェクト「Inside Out」を立ち上げる。メールや巨大なフォトブースを通じて世界中の人がセルフポートレートを撮影し、JRのウェブサイトに送信するとポスターとなり、各自がアイデアや経験を共有しながらあらゆる場所に貼ることができる本プロジェクトに、138ヶ国42万人もの人が参加した(2021年3月時点)。近年はカリフォルニアの凶悪犯罪者用刑務所での展示や、1,200人もの人を映したビデオ壁画の制作(サンフランシスコ近代美術館)、ニューヨーク・シティ・バレエ団とのコラボレーション、アニエス・ヴァルダと共同監督した長編ドキュメンタリーなど、様々なプロジェクトを実施。新型コロナウイルス感染症をモチーフとした作品とアメリカの銃をモチーフとした作品がそれぞれTIME誌の表紙を飾る。JRの作品は、巨大なフルフレームのポートレートに映る人々を匿名としておくことで、被写体/主人公と通行人/解釈者が出会うための余白を設けると同時に、見るものに疑問を投げかけている。2018年、TIME誌の「最も影響力のある100人」に選ばれる。現在、ニューヨークを拠点に活動。
小崎哲哉(おざき・てつや)
ジャーナリスト、アートプロデューサー。ウェブマガジン『REALKYOTO FORUM』編集長。京都芸術大学大学院芸術研究科教授。同大大学院舞台芸術センター主任研究員。愛知県立芸術大学講師。同志社大学講師。2003年に和英バイリンガルの現代アート雑誌『ART iT』を創刊し、編集長を務めた。展覧会のキュレーションも行い、あいちトリエンナーレ2013ではパフォーミングアーツ統括プロデューサーを担当。編著書に『百年の愚行』(Think the Earth 2002)、『続・百年の愚行』(同 2014)、著書に『現代アートとは何か』(河出書房新社 2018)、『現代アートを殺さないために ソフトな恐怖政治と表現の自由』(同 2020)などがある。2019年にフランス・芸術文化勲章シュヴァリエを受勲。

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