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八木夕菜Yuna Yagi

種覚ゆ

両足院(建仁寺山内)
10:00–17:00 |休: 9/23、10/11–13

一般 ¥1,000
学生 ¥600(要学生証提示)
(同会場で開催されるトマ・デレーム展もご覧いただけます)

※入場は閉館の30分前まで。

* [車椅子でご来場の方へ]建仁寺境内から両足院受付までに石段が2箇所あり、車椅子を持ち上げて上がっていただくことになります。展示会場内が畳敷や渡り廊下となっておりますので、入り口から中を覗いていただく形になってしまいます。大変申し訳ないのですが、車椅子入場可のマークがMAPフライヤーに書いてあるにも関わらずほとんど展示を見ていただくことができません。

Yuna Yagi, Seeds on Mr. Iwasaki’s palm, 2017 ©︎ Yuna Yagi

Yuna Yagi, Fresh cavolo nero at the field, 2017 ©︎Yuna Yagi

Yuna Yagi, Carrots rotting on the side of the field, 2017 ©︎Yuna Yagi

2004年、ニューヨーク・パーソンズ美術大学建築学部卒業。カナダ、ニューヨーク、ベルリンを経て、現在は京都を拠点に活動。「見る」という行為の体験を通して物事の真理を追求し、視覚と現象を使った作品制作、インスタレーションを国内外で発表している。「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 最優秀ポートフォリオ・レビュー/ハッセルブラッド賞」(2016年)受賞。パリ国際現代写真アートフェア、FOTOFEVER (2017年) に招待作家として参加し、2019年Eberhard Awardsにノミネート。
長崎県雲仙市にて有機農業と種の自家採種を30年余り行い、在来種・固定種の野菜の種を守る「種取り農家」の岩崎政利氏の活動に着目。「野菜の一生を見届ける」という岩崎氏が育てる野菜の生命力と、種を守るという営み、雲仙の自然の豊饒さを捉えた。八木の真摯なまなざし越しに映る野菜の生命力は、市場原理に左右される状況や気候変動など、世界中でいま起きているさまざまな問題に静かに一石を投じている。

Access

両足院(建仁寺山内)
京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町591
京阪「祇園四条」駅3番出口から徒歩7分
阪急「京都河原町」駅1番出口から徒歩10分

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